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≪Book≫『女優』
偶然目にしたエッセイでの表現が妙にツボにハマってしまった作家、それが春口裕子さん。この人はどんな小説を書いているんだろう?と興味を持って購入したのがこの『女優』だった。随所随所に私のツボをくすぐる記述があって(ごく個人的なツボでどこがどうと説明できないのが残念!)読みやすいものの、正直、ハラワタが煮え繰り返るっちゅーねん!(笑) 美しく外見を着飾った女たち。でもその内側にはドロドロとした虚栄心が潜んでいるわけで。まぁ、女なんて見栄を張っていても内実は意外とこんなもんさと理解できる部分と、こんなヤツァおらんやろ!という怒り部分が混在。でも最後まで読むと妙に清々しく、後味は悪くないという不思議な小説。


女優
春口 裕子 / 幻冬舎
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by blue-ryan | 2005-01-12 00:28 | 読書感想