2005年 03月 27日
≪映画≫『スカーレット・レター』
故イ・ウンジュの遺作となってしまった『スカーレット・レター(原題:朱紅文字)』を見ました。 劇中、歌手という設定のイ・ウンジュが歌うジャズ版(?)「Only When I Sleep」が心地良い。実は彼女の歌声を聞いて映画に惹かれました。色っぽくもあり可愛くもある、魅力的な歌声。何となく病み付きになっちゃう感じで、繰り返し聞いてしまいます。 こちらのサイトで、その「Only When I Sleep」のMVを見ることが出来ます(ポスター下のM/Vをクリック!)。上記画像も拝借しました。 この作品が自殺の一因になったと報道されたことや(真偽は不明)重そうな内容にちょっと腰が引けたりもしたのですが、なかなか凝った作品だと思いました。イ・ウンジュを始め女優陣がとてもキレイです。でも万人にオススメ!とは言い難い内容かも・・・。 妻スヒョン(オム・ジウォン)の妊娠発覚で幸せな家庭を築こうと思う一方、刺激的な愛人カヒ(イ・ウンジュ)との不倫関係を清算することが出来ない刑事のキフン(ハン・ソッキュ)。そんな中、写真屋の店長が何者かに撲殺され、その事件の担当となったキフンは被害者の妻キョンヒ(ソン・ヒョナ)の痴情のもつれによる犯行だと彼女に疑惑の眼差しを向けるのだが・・・。 以下、ネタバレ!! 友人の夫と不倫・・・ というありがちな見せ方じゃなくて、不倫相手の妻は友人!というバラし方にドキドキ。お互いに事情を知りつつ、知らんぷりをする妻と愛人。エレベーターで緑色になる(謎)無表情のカヒ、怖いです。たまにイッちゃうキフン刑事の精神状態もまた怖い。そして怖いと言えば、キフンから夫殺しの疑いをかけられているキョンヒも忘れてはならない存在感。異なる証言など、『ワイルドシングス』みたい!とハラハラしました(汗) 確かにハン・ソッキュとイ・ウンジュの露出シーンは結構多いかも。でもストーリー的に余計なシーンではないと思うし、二人の迫真の演技に見入ってしまいました。チェリストのスヒョンを演じるオム・ジウォンはチェロの経験者なのかな? 楽器を弾いたりなんかするシーンは意地悪く見てしまったりするんですが、音に合わせてちゃんと指が動いてましたよ!(スゴイ) 以下、ストーリーの核心に触れています!! 結末は記事にも載せられていたので不本意ながら知っていたのですが、なんて悲惨な・・・。 慌てふためくキフンとは対照的に理性を保っていたカヒが、子供が流れたことに気付いてパニックを起こしてしまう姿がまた痛々しくて(哀) しかし、このキフンって男はイケ好かない。カッコばかりで芯がないんだもん! まぁ、可哀想な部分もあります。自分のことを愛していると信じて疑わなかった妻が(傲慢とも言うのか?)実は過去に自分の愛人とデキていたなんてねえ・・・。 この事実はまさに衝撃的! まさかスヒョンの真意が愛するカヒを繋ぎ止めておきたかっただけだったなんて誰が想像出来ました!?(汗)
by blue-ryan
| 2005-03-27 23:46
| 韓国映画
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