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『アイルランド』OST
b0070963_23105880.jpgMBC 公式サイト

このOSTジャケットの第一印象。
(右の写真が使われています)

なんかわからんけど怖い・・・

怪しそうという先入観があったので、このジャケットを見てますます胡散臭さを確信してしまいました(笑) でも一方で面白いよ!という話も聞いていたので、元々ちょっと変わったものが好きな私は過剰な期待を抱いて見てしまったわけですが、裏切られるどころか毎回飽きることのない切なさに心を締め付けられておりました。こんな素敵なドラマがどうしてマニアにしか受けないの~? ^_^;

で、OSTなのですが・・・ これがまたドラマに負けず劣らず素晴らしい! だいたい韓ドラOSTはハズレが少ないと思っているのですが(ドラマを見ていたら絶対ハマりますもん)、このドラマは一応(?)タイトルにも『アイルランド』という銘打っているだけあって、ケルト音楽をモチーフにしていたり、ストーリーはシリアスなのにオープニングは陽気だったり、と様々な試みがされていて楽しいです。突拍子のないキャラクター設定といい、いろんな意味でチャレンジ精神に溢れているドラマですよねえ・・・ (しみじみ)

そしてドラマのテーマ曲にもなっているのが「ダニーボーイ」。イ・ヒョヌによる男性ソロ、女性アカペラ、男女混声合唱など、幾つかのパターンが収録されているのですが、これがまたどれを聞いても切なさが込み上げる! 歌詞のある曲もドラマティックな名曲揃いですが、オープニング曲でもある「Ireland Title」、「西の空に / 二つ目の月」、「Ag Demhsa Leis an Ghaoth (Dancin’ With The Wind)」などのインスト系もお気に入り。


以下、完全ネタバレ注意!




養家族(?)を見殺しにしてしまった罪を背負い、精神を病んでしまう女。女は自殺する為に祖国に戻るが、孤独なナルシストと出会ってやり直そうとする。しかし人生を卑屈に生きているダメ男と恋に落ちてしまい、妻の浮気に気付いた孤独なナルシストが嫉妬の炎を燃やす中、ダメ男と女が実の兄妹かも知れないという疑惑までが持ち上がる。一方、ダメ男がヒモとして依存しているAV女優はチャンスを掴んで一躍有名スターとなるが、いつまでも付き纏うAVの影に悩まされている。ボディーガードを生業としている孤独なナルシストは、そんなAV女優を守りたいと思い始める・・・。

再三「離婚しよう」と言っていたジュンアの申し出を拒否し続けていたグクの「おれを待つために辛い思いをさせたな」という一言にジーンとしてしまいました。彼の我慢と頑張りを見て来ただけにこの一言の重さが分かる・・・。 まぁ、最後の方は「あんた意地だろ?」って感じもあったんですが(汗) 自分はシヨンといい雰囲気なのに、なんで離婚してあげないんだよ~って思ってしまったもの。

最終回はこのドラマらしく、一風変わった・・・ でも切なくて愛しい結末だったと思います。冒頭の1~2話を子役が演じるドラマは多いけど、『アイルランド』では最終回のみ子供時代(の幻影)が登場。それがまた大人キャストたちと微妙に似ていて違和感がないうえ、めちゃくちゃ可愛い・・・。 成長した4人が孤独な子供時代を微笑ましく振り返るシーンから始まり、ラストはそれぞれのパートナーを癒す役回りに変わっている。その時の大人チームの眼差し、表情が何とも言えない。何度見ても泣いてしまいます・・・。

見始め当初から独特な雰囲気に惹き込まれてしまいましたが、最終回を見て(真剣見・ながら見を含め、二日で5回以上も流しちゃいました)、さらに大好きなドラマになってしまいました。主要もサブも登場人物全員が愛しすぎ。個人的にはジェボクの優しさがたまらなかった・・・。 リボン時代はともかく(笑)、後半の渋さがよかったなぁ! 初見ではほとんどノーマークだったので『茶母』の放送が一層楽しみになりました。そして冒頭の情緒不安定な不気味さはどこへやら、後半のジュンアのキレイなこと! 他のドラマや映画はともかく、『英語完全征服』のヨンジュだけはどうしても同一人物と思えません(笑) そして本来ライバルで憎むべき存在(?)なはずのグクとシヨンのキャラも哀愁が漂いすぎていて、深い愛情を感じずにはいられませんでした。こういった設定がこのドラマの最大の魅力だと思います。そして音楽は勿論、演出が本当に素晴らしかったです。

一応はハッピーエンド。それなのに泣いてしまう。本当に最後まで不思議なドラマでした。日本語版DVDが出たら迷わず買います!(断言)
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by blue-ryan | 2005-05-24 01:29 | OST