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≪映画≫『シルミド』
シルミド / SILMIDO
/ アミューズソフトエンタテインメント










久しぶりにテレビのロードショーを見ました。機会はあってもなかなか見ることの出来なかった『シルミド』。随分と前に本を読んだことがあるのですが、ほとんど覚えてない自分が怖ろしい・・・。




1968年、北朝鮮特殊部隊が起こした「青瓦台襲撃未遂事件」の報復として、韓国政府は金日成暗殺を目的とした「684部隊」を秘密裏に結成。選抜された死刑囚たちが訓練兵として実美島(シルミド)に送られ、3年にも及ぶ厳しい訓練の末、精鋭部隊へと変貌を遂げる。しかし、いざ任務遂行という時になって情勢が変わり、方針を変えた政府は不要となった684部隊に抹殺命令をくだす。


シルミド・裏切りの実尾島・
イ・スグァン 米津 篤八 / 早川書房


確か、この本だったはず・・・ (汗)






以下、完全ネタバレ!!



まさに韓国親父世代俳優の底力を感じさせられる作品。どこぞで見た人が続々と。中でも特に嬉しかったのはカン・シニル氏。『サンシャイン・オブ・ラブ』のナム班長だよー! どうみても三枚目なのに役柄はなぜか二枚目という不思議な彼のポジションは健在(謎)

実際の684部隊は死刑囚やヤクザを召集したわけではなく、一般市民から募ったとも言われており、遺族たちが名誉毀損として抗議しているという情報もあります。実美島事件の全貌はいまだに明らかにされてないけど国家ぐるみで隠蔽していたという事実が何とも。たった34年前の出来事ですよ(哀)

映画でのソル・ギョングたち684部隊の生き様・死に様は壮絶。抹殺処分から逃れる為、実美島脱出を決意し、友情さえ芽生え始めていた青年指導兵たちに刃を向け、「殺さなければやられる!」と襲撃。そして自分たちが世の中から抹殺されたという哀しみを抱きながら「共産ゲリラ」として包囲され、手榴弾自殺を遂げる・・・。 哀しい。悲劇でしかない。でも一方で、684部隊の起こした行動によって犠牲となった人も大勢いるわけで、歴史の被害者だからと言って彼らを美化出来ない現実もありますよね・・・。

一番の感涙ポイントはホ・ジュノ演じる任務に忠実な鬼軍曹の存在かも。大量に購入していた飴のクローズアップには泣かされた・・・。
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by blue-ryan | 2005-06-06 01:33 | 韓国映画