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≪Book≫『バタフライ・エフェクト』
バタフライ・エフェクト
ジェームズ・スワロウ 酒井 紀子 / 竹書房








期待してましたが、おもしろかったー!! (原作の読書感想です)

これまた再度読み返したい系の小説です! 我慢できず、映画を見る前に原作を読んじゃいました。バタフライ・エフェクト。「初期の些細な違いが後に大きな差を生む」というような意味で、つまりターニングポイントでの選択をほんのちょっとでも間違ってしまうと後々の人生に大きな影響を及ぼしてしまうというわけです。深く考えちゃうと怖ろしい(汗) 『逆転に生きる』とある意味似たような話かな。違うか(汗)

映画のコピーに「5つのクライマックス」とありましたが、原作を読むとその意味がよくわかりました。外国小説が苦手だわ~という理由のひとつに登場人物の名前が覚えられない!というのがあると思いますが、その点、『バタフライ・エフェクト』は登場人物が少ないです。しかもその数人がいろんな位置から何回も出て来るのでイヤでも覚える(笑) いつも何度も登場人物紹介を読み直してしまう私でさえ無問題でした!

歯車の狂った初恋の少女ケイリーの人生を再生させようと何度も過去へと遡る主人公エヴァン。しかし、何度繰り返しても結局ケイリーが行き着く先は不幸な人生でしかない。ケイリーの幸せを願うエヴァンが苦悩の末に考え抜いた決断とは・・・。

映画の公式サイトはこちら 近いうちに見る予定です♪
by blue-ryan | 2005-06-09 22:37 | 読書感想